2017年8月8日火曜日

トランプさん、がんばれ






 藤井厳喜さんの「日米対等」を読みました。以前、藤井さんの「地政学」の本を読んで、ランドパワーとシーパワーの違いなど、国際情勢を読み解く方法を教えられました。藤井さんは、トランプ大統領の誕生を当選前から予測していました。この点で、日本のメディアは間違っていました。

 木村太郎もアメリカに行き、ヒラリーさんの集会に人が集まらず、トランプさんの集会が超満員であることを見て、メディアの報道が作為的であることを知ります。エスタブリュシュメントと呼ばれるエリートの金持ち層が、メディアを使って、トランプ叩きをしていたのです。

 その構造は今も変わりません。アメリカの大多数の人々は、少数の金持ち層だけが利権を独占し、ほとんどのアメリカ人が貧困の中にいることを嘆いています。メディアは金持ちに牛耳られているので、ヒラリーをほめたたえ、トランプを叩きます。トランプも、「偽ニュース」に反撃します。

 アメリカの大衆は、トランプ政権を8年間維持しようとするでしょう。しかし、クリントン財団の周りの人々のうち、50人近くが変死をしているというヒラリーの魔の手が、トランプを暗殺するかもしれません。あるいは、ヒラリーを操っている利権が、トランプの抹殺をはかるでしょう。

 日本ではアベノミクスが、アメリカではトランプノミクスが、その経済を回復させています。日本は安倍総理が守り、アメリカはトランプ大統領が守っています。安倍さんほどクリーンな人はおらず、森友、加計問題をメディアがねつ造しても、何の罪も見出せませんでした。

 メディアはただ「怪しい」と言って、大衆のイメージを「何となく嫌い」に持っていくだけです。メディアの背後には巨大な利権があって、安保法案で岸信介に恨みを持つ過激派が、メディアの中枢を握っているだけです。アメリカのメディアにも、アメリカの経済を動かす富裕層の利権があります。

 トランプ政権は着実に基盤を固めていって、FBIのコビー長官など、幼児ポルノを野放しにして来たような腐った幹部を、より信頼のできる誠実な指導者と挿げ替えています。けれども、籠池氏を祭り上げた日本メディアのように、CNNなどはイメージ操作でトランプを下ろそうとします。

 4千5百万円の大統領の年俸を、百円(1ドル)の年俸でいいと、トランプは大統領に就任しました。お金だけが目的のアメリカの政治家に対する挑戦でしょう。もちろん、給与はちゃんといただいているのです。年収百円です。お金にクリーンな大統領は、暗殺のターゲットになりやすい。

 トランプが目指すのは、普通のサラリーマンが、まじめに働けば、自分の家を持ち、家族を育て、生活が守られて、幸せに死んでいく、「アメリカンドリーム」の実現です。アメリカの大衆を幸せにすることを、ポピュリズム(大衆迎合主義)と揶揄する人たちがいますが、いいえ民主政治です。

 日本は、2004年になって、初めて「国民保護法」が生まれました。国民の生命を戦火から守るという法案で、それがなかったために、東京空襲では逃げ惑うだけで、10万人が死んだのです。今でも、自衛隊の規則には、「国を守る」とあっても「国民を守る」とは書かれていません。

 アメリカの国民を守ろうとするトランプさんが、メディアの印象操作に打ち勝って、アメリカの民衆を助けてくれますように。日本の国民を守ろうとする安倍さんが、メディアの印象操作に打ち勝って、日本の若者たちを守ってくれますように。日本の老人はテレビ漬けなので、苦労しますが…。





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